2007年04月09日

労務管理道場 〜社長の駆け込み寺〜                                     創刊号

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1 部課長のためのメンタル講座 〜うつ病に優しい職場環境作り〜

2 あってよかった休職制度

3 お知らせ

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【1】部課長のためのメンタル講座 〜うつ病に優しい職場環境作り〜

“うつ病は心の風邪である”と最近では言われています。

実際に男性の7人に1人、女性の4人に1人は生涯で一度はかかるとの資料もあり、あなたの
部署内にうつ病の方がいても不思議ではありません。

病気に対する誤解をあらため、対処法を理解して職場内ストレスの軽減に努めましょう。


■ 未だに残るうつ病への誤解

うつに限った事ではありませんが、病気には正しい知識を持って接することが重要です。

・気合が足りないだけだ。
     ⇒いいえ。うつ病は脳の病気です。気合は関係ありません。

・気の弱い人がかかる病気だ。
     ⇒いいえ。真面目ないい人がかかりやすい病気です。

・仕事に集中すればいつの間にか治る。
     ⇒いいえ。休養と薬物療法が現在の主流です。

・自殺の話をするのは絶対にタブー。
     ⇒いいえ。
    真摯に話すことで“わかってくれる人がいる”
     と安心してくれることが多いです。



■ 部下がうつ病と思われる場合の対処法

?@部下の症状に気づき、声をかける

・自責の念が強い、集中力が落ちた、忘れっぽい、いつも眠そう…などの症状が顕著に
なったらうつ病を疑い、注意深く観察する。
・周囲に気づかれないよう調子を伺い、気にかけていることを伝える。『病気』よりも
『スランプ』と表現したほうが抵抗感が少ない。

?A産業医への相談を勧める

・受診先の決定は本人に委ねる。
・診察後も本人と直接話をする。

?B現在の職場環境を産業医と相談しながら検証する

・長時間残業、パワーハラスメントほか業務上のプレッシャーが存在するか?
・部署内のコミュニケーション・協力体制・人間関係はどうか?
・産業医にストレスのある職場環境かアドバイスをもらう。

?C部署内の協力体制を整備する

・対象者が休職となった場合は、個人情報保護に留意しながら部署内に事情を伝える。
・休職機関の協力体制や“第二の患者発生防止”のための話し合いを行う。
・復帰プログラムについて産業医および人事担当者と相談する。

?D復帰後も再発防止に配慮する

・再発するケースが多いことを十分に理解する。復帰後1〜3ヶ月は特に注意。
・遅れを取り戻そうとする傾向をふまえ、頑張りすぎないよう随時ブレーキをかける。



社会保険労務士 齋藤慎也


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【2】あってよかった休職制度

上のように、うつになると長い休養が必要となります。

社員の方にはきちんと療養して、会社に復帰してもらいたいと考える経営者の方も多いの
ではないでしょうか?

そのようなとき、休職制度が会社にあると便利です。

先にも述べたように、うつには治療と休養が必要なのです。

しかし、本人はがんばってしまおうとするので、なかなか会社を休もうとしないケースが
あります。
しかし、十分な能力を発揮できない状態なので、かえって回りに迷惑をかけたり、労災に
発展するような2次的な危険を秘めています。

また、会社を長く休むとクビになるのでは?という思いもあり、休みづらいということも
言えます。


そこで、休職制度があると合理的に社員を休ませることができます。

たとえば、

・会社の判断で休職させることができるので、2次的リスクを回避できる。

・きちんと治せば、会社へ復帰できることを明示して、休職への不安をなくす。

などの効果があります。


休職制度は、就業規則で定めておく必要があります。
まだ休職制度が無いという会社は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?


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【3】 お知らせ

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posted by i66 at 07:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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