2007年04月10日

イ┃ン┃プ┃ル┃ー┃ブ┃6┃6┃  ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 労務管理道場 〜社長の駆け込み寺〜

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1 外国人労働者の労務管理

2 外国人労働を規制する入国管理・難民認定法について

3 お知らせ

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【1】外国人労働者の労務管理



●迫り来る人材不足の時代

中堅・中小企業で来春採用予定者が計画よりも大幅に下回り、人材不足が深刻化してきま
した。ようするに、中小企業で人を採用できなくなってきているようです。
大企業が採用を増やしていることも要因らしいですが、このままだと中堅・中小企業が人
材を求めていく先は、確実に外国人ということになってしまいそうです。



●助っ人になるのは外国人?

身近なところでは、国技である角界でしょうか。現横綱からして外国人。すでに2割くら
いが外国人力士といったイメージです。
新弟子を募集しても門を叩く者が激減し深刻な日本人の成り手不足が各部屋の死活問題と
なって外国人力士が急増したのです。

考えてみれば、今や近所のスーパーやコンビニ、飲食店でも多くの外国人労働者と接して
います。角界のように、主たる人材を外国人に委ねるというのはまだ少数でしょうが、無
くてはならない戦力となる今後を考えると、中堅・中小企業では外国人労働者の労務管理
に失敗しないことが重要になるでしょう。



●社会保険制度の硬直性

外国人労働者の場合、少しでも手取り収入を減らしたくないという理由で健康保険や厚生
年金保険への加入を拒む傾向があります。
もちろん、外国人であっても労働者ならば当然に社会保険は強制加入です。
しかし、会社も「本人の意向ならば」と加入させないようなケースがあるのです。
悪質な場合は「請負」という名目で、社会保険未加入で外国人を雇う企業もあるようです
が…。
その結果、国民健康保険にも加入せず無保険状態になっている外国人労働者が病気になっ
ても病院にかかることが出来ないことになってしまいます。

政府は、増加する外国人労働者の雇用環境改善に向け外国人労働者の健康保険加入実態調
査に乗り出す方針を表明していますが、調査して是正指導したとしても医療保険である健
康保険への加入はともかく、年金はノーという声が高まりそうです。

年金は、いずれ本国に戻れば掛け捨てになるというのが理屈です。
一応、本国へ戻る際には、脱退一時金が支給されますが、その額は大きく元本割れをしま
す。
また、年金通算協定を2国間で締結し掛金が無駄にならない取り組みも進めていますが、
まだ、ドイツ、英国、韓国、米国の4か国で実現しただけとなっています。
硬直した社会保険制度を弾力的に運用できるようにするということは、外国人労働者の労
務管理にとっても、日本の社会保険制度の大きな課題です。


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【2】外国人労働を規制する入国管理・難民認定法について


最後に、外国人労働者の受け入れについて説明します。採用にあたっては、旅券、外国人
登録証明証等により、在留就労が認められていることを確認する必要があります。入国管
理・難民認定法では、現在、以下の在留資格を定めています。


 ○就労が認められる在留資格 17種類

外交、公用、教授、芸術、宗教、報道、投資・経営、法律・会計業務、医療、研究、教育
、技術、人文知識・国際業務、企業内転勤、興行、技能、特定活動(ワーキングホリデー
、技能実習生等)

ほとんどの企業では外国人を採用するにあたって国際業務が発生しているため、人文知識
・国際業務が多くなっています。

なお、就労は認められませんが滞在が認められるものとして以下が規定されています。


○就労が認められない在留資格 6種類

 文化活動、短期滞在、留学、就学、研修、家族滞在

このうち、留学生・就学生は法務大臣の資格外活動許可を受けた場合、アルバイトを行う
ことが出来ます。原則として、留学生は1週間28時間以内、就学生は1日4時間以内が限
度となります。また活動目的に関係なく、以下は在留就労が認められています。


○就労活動に制限がない在留資格 4種類

永住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等、定住者
不法就労や不法滞在している外国人は、全国に約22万人いるといわれております。
外国人採用にあたっては、まず不法行為にならないように充分な留意が必要です。



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【3】 お知らせ

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posted by i66 at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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